こちらの記事では、脳波の一種であるシータ波について解説をしています。
脳波がシータ波になることで人の知的活動やパフォーマンスを向上させると言われています。
「自分自身の力をもっと引き出したい」
「仕事を上手くやりたい」
「夢や目標を叶えたい」
など、シータ波の状態を自分自身が創り出すことができれば、人生をもっと豊かにすることができると思いませんか?
ぜひ、シータ波の効果や出し方について知り、脳波を意識してみてはいかがでしょうか。
☆この記事を読むメリット
1 シータ波の効果・メリットが分かる
2 シータ波を出す方法が分かる
3 シータ波を自覚的に使うことで仕事や生活の質を向上させる
シータ波とは何か?|他の脳波との比較
脳波とは何か?
脳波に様々な種類があります。
モーツァルトを聞くと「アルファ波」が出るという話を聞いたことがないでしょうか?
モーツァルトを聞くと賢い子に育って話を聞いたことがあるな。
「アルファ波」も脳波の一種なんですね。
今回のテーマである「シータ波」も脳波の一つです。
脳波の役割
僕たちの脳波は常に色々な変化をしています。
・危機にさらされた時の脳波
・リラックスした時の脳波
・何かに夢中になっている時の脳波
これらの3つの状況では、脳波の状態は異なります。
脳波が変化することにより、環境や状況に応じた体の反応が引き起こされるのです。
例えば危機状態になった時
1 水の中に突然落ちてしまう。
2 脳波が高くなる
3 体温が上がり、呼吸が早くなる
4 体に血液が巡り筋肉が活性化する
5 泳いで水から上がろうとする
脳波が高まることで、身体のパフォーマンスが高まり自分の命を守ることができるます。
逆に水に落ちてしまったにもかかわらず脳波がリラックス状態では、そのまま水難事故となってしまいます。
脳波の不調
最近は、この脳波が乱れて生活や仕事に支障のある方が増えています。
・寝ないといけないのに眠れない
・仕事なのに集中できない
・常に疲れている
もしかするとこれらの不調は脳波の不調かもしれません。
事実、現代人は24時間の多くをベータ波という脳波の状態で過ごしています。
ベータ波は緊張・警戒状態の時に発生する脳波です。
ベータ波は悪い脳波ではありません。
ベータ波のお陰で僕たちは仕事に果敢に取り組んだり激しい時代の変化に適応したりすることができています。
ただ現代は、
・仕事
・SNS
・インターネット
・変化の激しい日々
など、ベータ波が常に働いている状態が多いものです。
ただ、ベータ波の状態が長時間続いたり、過剰になると不調の原因になることもあります。
そういう意味でも意図的に脳波を調整できることも大切な自己管理力です。
脳波の全体像・各脳波の概要
それでは脳波を一通り見てみましょう。
※参照する書籍やサイトによってはHzの数値の区分には誤差はあります。
ガンマ波(γ波) 30Hz~
極度の緊張状態や高次の脳機能を活用する際に発生する脳波です。
ベータ波(β波) 14~30Hz
論理的に物事を考えたり、緊張・警戒・ストレスのある状態のときに発生する脳波です。
現代人の24時間の大半がこのベータ波の状態で過ごしていると考えられています。
アルファ波(α波) 8~13Hz
リラックスしている時やノンレム睡眠の初期段階で発生する脳波です。
シータ波(θ波) 4~ 7Hz
睡眠に入る前や浅い睡眠の状態で発生している脳波です。
この脳波が人の隠れた力を引き出すということで本記事で詳しく解説していくものです。
デルタ波(Δ波) 1~ 3Hz
デルタ波は深い睡眠の状態の時に見られる脳波です。
このデルタ波の発現量により睡眠の質の高さが評価することもできます。
脳波のまとめ
ガンマ波 (γ波)
極限状態・高次脳機能状態 30Hz~
ベータ波 (β波)
緊張・警戒・ストレス状態 14~30Hz
アルファ波(α波)
リラックス・集中状態 8~13Hz
シータ波 (θ波)
入眠・瞑想・集中状態 4~7Hz
デルタ波 (Δ波)
深い睡眠状態 1~3Hz
シータ波の効果・メリット
それではシータ波に注目していきます。
シータ波を活用することで、仕事の質や学習の質を高めることが期待できます。
それでは4つのシータ波の効果について解説していきます。
シータ波の効果1 記憶力のアップ
シータ波の効果・メリットの1つ目です。
記憶力がアップ
シータ波は記憶を司る海馬と深い関係があります。
海馬というのは脳内に収集された情報を整理する機能をしている脳の一部です。
レム睡眠時に海馬でシータ波が発生していることが分かっています。
睡眠によって記録力が高まるという話もありますよね。
覚醒時でもシータ波は発生させることができますので、シータ波の状態で学習をすることができれば効率的な勉強ができそうですね。
シータ波の効果2 作業効率のアップ
シータ波の効果・メリットの2つ目です。
作業効率がアップ
シータ波は脳の「ワーキングメモリー」と深い関わりがあります。
ワーキングメモリ―というのは一時的に記憶を保持をしておく脳の機能のことです。
【メモリーの小さなパソコン】
1 音楽やメールインターネットなど複数のアプリケーションを立ち上げる
2 パソコンの動作が遅くなる
3 最悪フリーズして作業や仕事ができない
【メモリーの大きなパソコン】
1 音楽やメールインターネットなど複数のアプリケーションを立ち上げる
2 パソコンの動作は快適なまま
3 仕事や作業がはかどる
脳の「ワーキングメモリー」もパソコンのメモリーと同じようなものです。
ワーキングメモリ―が大きければ仕事・作業を効率的に処理できます。
1 脳波がシータ波になる
2 ワーキングメモリーに余裕が生まれる
3 仕事や勉強などの効率をアップ
シータ波の効果3 ひらめき力のアップ
シータ波の効果・メリットの3つ目です。
ひらめき力がアップ
脳には常に五感を通して様々な情報が取り込まれています。
一晩寝たらいいアイデアが生まれるという話を聞くことがあります。
1 情報を集める
2 寝ることでシータ波や海馬の働く
3 記憶や情報が整理される
4 目が覚めた時にアイデアが生まれる
これが「ひらめき」の流れです。
覚醒時にもシータ波は出せますので、アイデアを生み出したい時は脳波がシータ波になる状況で考えるのがオススメです。
シータ波の効果4 潜在意識を目覚めさせる
シータ波の効果・メリットの4つ目です。
潜在意識を目覚めさせる
シータ波は4~7Hzの脳波です。
また、7.5Hzというのは地球が発している周波数です。
つまり地球の波動はシータ波にととても似ているということです。
人もシータ波の状態になることで地球と同調することができると言われています。
結果として地球のエネルギーを生かしたり、人間本来が古来からもつエネルギーを引き出すことができると言われています。
その人の潜在的なエネルギーや力の1つが【潜在意識】です。
僕たちが自覚している顕在意識は3%。
残りの97%を潜在意識と言います。
1 シータ波の状態になる
2 地球のエネルギーや人間本来の力が引き出される(潜在意識)
3 夢や目標の実現に効果がある
潜在意識については下記の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
シータ波の出し方
それでは、シータ波を出す方法を紹介します。
シータ波を出し方1 睡眠・昼寝
シータ波は入眠時や目覚めた時に発生すると言われています。
シータ波を睡眠によって発生させる場合は
15~20分の昼寝を推奨します
この時間がアルファ波からシータ波に切り替わる程よいタイミングです。
15~20分で目を覚ますことでシータ波を活用することができます。
また、昼寝は長すぎるとスッキリと覚醒することができず脳波を上手く活用することができません。
ぜひ、この時間を目安にして昼寝を取り入れてみてはいかがでしょうか?
シータ波の出し方2 調べもの
シータ波は
興味があること・熱中できることを調べる
ことでも発生します。
興味や情熱、知的好奇心が海馬を刺激します。
1 興味があることを調べる
2 海馬が刺激される
3 シータ波が発生
海馬とシータ波は深い関係がありますので興味・情熱がシータ波を発生させるきっかけになるということです。
シータ波の出し方3 瞑想
シータ波の上智兄なるために有効なのが
瞑想です
瞑想は覚醒状態でありながらもシータ波を発生させることのできる優れた方法です。
【瞑想のコツ】
1 リラックスできる姿勢(座る・横になるなど自由)
2 呼吸を意識する
3 呼吸しながら体に流れる空気に意識を向ける
4 雑念が浮かんできたら3に戻る
瞑想をすることでシータ波を発生させることができるようになります。
シータ波・潜在意識を活用するためのオススメ教材
潜在意識の教材
サブリミナル音源
シータ波誘導・瞑想にオススメの脳波計 muse
瞑想してみたけど、シータ波になってるのか分からない。
脳波計を使うのも一つの手です。
脳波の状態を可視化してくれるのが脳波計です。
最近は脳波計とスマホで脳波の状態の記録を取ることができます。
僕が使っているのは
脳波計muse
細かい数値は出ませんが、
1 活発状態
2 平常状態
3 リラックス状態
の脳波の状態かをグラフで知ることができます。
脳活動計測デバイス Muse2 国内正規品 MU-03-GY-ML 価格:43357円(税込、送料無料) (2023/1/22時点)楽天で購入 |
シータ波の効果・出し方|まとめ
最後にまとめです。
【脳波の種類】
ガンマ波 (γ波)極限状態・高次脳機能状態 30Hz~
ベータ波 (β波)緊張・警戒・ストレス状態 14~30Hz
アルファ波(α波)リラックス・集中状態 8~13Hz
シータ波 (θ波)入眠・瞑想・集中状態 4~7Hz
デルタ波 (Δ波)深い睡眠状態 1~3Hz
【シータ波の効果・メリット】
1 記憶力のアップ
2 作業効率のアップ
3 ひらめき力のアップ
4 潜在意識を目覚めさせる
【シータ波の出し方】
1 睡眠・昼寝をする
2 調べものをする
3 瞑想をする
【シータ波活用ツール】
1 脳波計muse
2 引き寄せ・潜在意識教材
3 サブリミナル音源
ぜひ、シータ波を生活の中に取り入れてあなた自身の生活や仕事の質を向上させる手助けになればと思います。
最後まで記事を読んでいいただきありがとうございます。